愛犬ラブとナースまみの奮闘記

看護師歴30年の私が経験した仕事、結婚、愛犬との生活をつづったブログです。

#犬の床ずれ。寝たきりになった愛犬の為にできる事とは。


こんにちは。ナースまみです。


みなさんの大切な愛犬が、高齢の為に自力で歩けなくなったり、また、病気やケガである日突然、寝たきりになるかもしれません。


寝たきりの状態が続くと、「床ずれ」の予防が必要になってきます。人間も同じで、病院や自宅療養者には「床ずれ予防」が看護として重要なケアの一つになってきます。


「床ずれ」とは

体の同じ場所が長時間圧迫されることで、血行不良が起き、皮膚の組織が死んでしまった状態です。「褥瘡(じょくそう)」とも言います。


食事が十分取れにくくなると、栄養不足で痩せてきます。そうすると、が寝具やオムツに当たり、摩擦によって床ずれになりやい状態となっていきます。



床ずれのできやすい部分は「頬」「肩」「肘」「腰」「かかと」です。


特に寝返りが自力でできなくなった場合は要注意ですね。


愛犬の皮膚は毎日チェックした方が床ずれの早期発見につながります。

(床ずれの症状チェック)

① 皮膚が赤かくなっている

② 毛が分泌液で濡れている。または固まっている部分がある。

③ 毛が部分的に薄くなっている

④ 水ぶくれや、皮膚がただれてジュクジュクしている

⑤ 愛犬が痒そうだったり、気にしている部分はないか

           引用元:もふもふスタイルより


このチェックをして「うちの子、床ずれかも」と思ったら、早めに獣医さんへ相談し、治療してもらってください。悪化すると、とても体力が消耗しているので、合併症につながってしまう恐れがあるからです。


「床ずれ」は予防することができます。体の同じ場所に長時間の圧迫がかからないように、2~3時間ごとに、体の向きを変えてあげてください。(寝返りをさせる)


介護用のマットもありますが、いつも寝ているベッドで、タオルやクッションを使用して体や手足の角度をかえてあげる方法もあります。


我が家のラブも、自力で寝返りができなくなった時から、体の向きを変えていました。かなりやせ細ってしまい、骨が見える程だったので、私も「床ずれ予防」に努めました。


血行促進のために、体の向きを変える他に、体の下に手を入れ、少しだけ浮かせてあげることも、併用してラブにしてあげていました。また、皮膚の清潔を保つ事も予防の一つなので、オムツ内チェック&オムツ交換も頻繁にしていました。


一時期、下痢がひどく続いた夜は、特に大変で、毎日寝不足でしたねー。温かいお湯でお尻を拭き、きれいにすることに必死でしたから。


ラブはおかげさまで、「床ずれ」になることもなく、旅立ちました。抱っこをしてあげたかったですけど、ラブには負担が大きく、寝ているだけの生活でした。でも、その分、スキンシップは十分にしてあげれたと思っています。(笑)


意思表示ができない分、愛犬のサインを見逃さないようにしてあげたいものですね。

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最後まで読んで頂き、ありがとうございました。


今日のラブ。体調が悪くて、一晩中側にいた時のラブです。
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