こんにちは。ナースまみです。
最近、「長引く咳症状」でクリニックに受診する大学生が多くなっています。(大学が近くにあるので)
地方出身の学生さんは気候が合わないことも要因のようで、風邪から「咳喘息」になっているようなのです。
以前にも「咳喘息」について投稿していましたが、訳あってブログから削除状態ですので、ここでもう一度お話させて下さい。
咳喘息とは
慢性的に咳が続く気管支の病気です。一般的な喘息と同様、気道(呼吸をするときに空気の通る道)が狭くなり、いろいろな刺激に対して過敏になって、炎症や咳の発作が起こります。
最初は風邪を引いたので・・・と受診し、5日分のお薬をもらって帰宅するのですが、「1週間以上の咳が止まらないんです。」と再度受診してきます。中には2週間以上も咳が続いて学校に行っていると言う学生さんもいました。
一人暮らしの学生さんが多いのもあって、心配と不安で来ているようです。
夜も眠れないと訴えてくると、可愛そうで、母のように接してしまいます。(笑)
今日も一人、咳のしすぎで、肋骨あたりが筋肉痛のようになってきたのを、とても心配してきていました。「そんな風になるもんですよ。」と説明すると笑顔になり、「病気したことないから」と安心していました。
「咳喘息」の説明とお薬をしっかり飲む。そして安静にして美味しいものを沢山食べて寝る!
でも、そこは、大学生。サークル活動があって休めないと。若いですねー。(笑)
私なら、完全休息です!
幼少期に喘息の既往があるともっと症状が重くなる患者さんもいます。
「咳喘息」はまれに「喘息」に移行すると言われていますから、しっかり休んで、ストレスを溜めず、お薬をちゃんと飲むことが大切ですね。
長引く症状があったら、早めに受診しましょう!
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
今日のラブ。お水を一生懸命に飲んでいるラブです。