こんにちは。ナースまみです。
今日は、看護師は見てしまった!シリーズの第2弾です。😊
それは、ある末期癌の高齢男性Bさんのお話です。一人暮らしで黒猫ちゃんがパートナー。
訪問初回のBさんは、まだまだ元気で、タバコを吸いながら、自分の生い立ちなどを話してくれるような方。
Bさん「あたしもね~、いろいろあったのよ~。」(ちょっとオネエ系の話方ですが、男性です。😅)
そんなBさんも徐々に寝たきりとなり、口数も少なくなっていきました。もちろん、タバコも吸えない状態・・・。
唯一、点滴が元気になれる魔法のお薬のように思っていたBさんは、点滴の準備を始めると、決まってこう言うのです。
「嬉しいわ~。・・・」と。そして、私を拝む。😂
そんなBさんの眠る時間も増えていた頃のお話・・・。
Bさんのお家はかなり古く、日も入りません。なので、日中でも電気を付けないと暗い部屋に私は「こんにちは~」と言って入るのです。
人恋しいのか、看護学生を連れていくと、とても喜んでくれるBさん。いつも看護学生の実習担当をお願いしてたんです。
とにかく、優しい人柄でした~。😂
状態も悪くなっていたある日、冬の午後の訪問は特に暗くて寒いBさんの部屋・・・。💦
いつものように、挨拶をしてベッドの側に座ると、Bさんから思わぬ言葉が・・・。
Bさん「あら?今日はあなた一人?」
私「そうですよ~」
Bさん「誰かいるように見えたけど・・・。」
え~⁈誰もいませんって~😱😱😱
誰か見えてるのかと、背筋が一瞬寒くなりましたよ~。😱💦(部屋も寒いけど・・・)
幻覚が見えてもおかしくない状況でしたが、怖かった~。😅💦
死期が近づくと、本当に見えると聞いた事があります。あれは、本当だったのか・・・。💦
そんなBさんはそれからしばらくして、天国へ旅立ちました。今頃、またタバコを吸いながら語っているかもしれませんね。😊
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
今日のラブ。優しいラブです。😊