こんにちは。ナースまみです。
今日は、看護師は見てしまったシリーズで、ある透析患者さんのお話をしたいと思います。😊
それは、透析室勤務時代のお話です。60代男性Aさんは、とっても口が悪く、どちらかと言うと一見、怖い感じに見える患者さんでして・・・。😅
朝早く来ては、まだ準備も完了していないのに、勝手にベッドに寝て、早くしろ!と言う困ったさんでした~。💦
Aさんに何度注意しても、全くもって聞く耳持たないのです。😅
当時、私はまだ30代後半。だけど、私を「おばさん」と呼ぶんです!😤(確かにおばさんかもしれないですけど・・・)
私は、そう呼ばれた時だけ、「そんな人はこの透析室にいません!」と返答するのです・・・が、そんな事で辞めないAさん。😅
どんな時に呼ぶかと言うと、若い子が透析の針を刺すのに失敗した時なんです。💦
「おばさ~ん。失敗してるぞー」って。😅
本当にもう!失礼ですよね~。😤
で、私がちゃんと刺して開始しても、当然のような顔して、テレビを見ているんです。😅
きっと、破天荒な人生だったと思われるAさん。一度だけ、深いい話を聞いた事があるんです。
数年ぶりに年老いた母親に会う為に、なけなしのお金を使って、親孝行をした話を・・・。😂
こんな優しい一面があるんだと、初めて知ったん時、Aさんを褒めまくりました・・・。😊
褒められるのが嫌いなのを知ってて・・・。😁
透析を嫌いなのに、まじめに週3回ちゃんと通って来てたのは、そんなAさんだったからかもしれませんね。😊
無口で頑固なAさんは、私に延命を希望しないと言ってました。
その後、私が退職した後、旅立ったそうです。Aさんの優しは、知ってましたよ~。😊
今なら、「おばさん」と呼ばれても許しましたけどね~。😁
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
今日のラブ。寒さに負けないラブとトム君です。😊